重度の疲れや不眠を感じたら心療内科へ|早期治療で快適な生活を送る

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高齢者のうつ病が問題

相談

高齢化社会におけるうつ病

心の病を抱える人が、年々増加しています。職場や学校などで、精神的なストレスを受ける方が増えているためです。具体的には、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患の症状を示します。近年、精神疾患の患者数が増えているのは、私たちの社会が高齢化社会であるからです。高齢者がいる世帯のうち、単身で住んでいる「独居老人」はかなりの割合に上ります。独居老人の多くは、人との関わりが少なく、家の中に一日中いることが多いため、孤独な精神状態に置かれる時間が長くなります。そのためうつ病にかかりやすい生活スタイルの中にいます。加えて、自分がうつ病になっていても、それに気付かない場合が少なくありません。そして、人口統計によると、日本における高齢者の数は今後増えると予測されています。したがって、独居老人をはじめとする高齢者のうつ病患者は、今後増えると予測されます。このような、うつ病患者の治療を担うのが「心療内科」の医療機関(病院もしくはクリニック)です。心療内科には、精神科の医師がおり、うつ病をはじめとするさまざまな精神疾患の治療にあたっています。医療機関によっては、精神科あるいは神経内科を標ぼうしているところもあります。

診療科目の違い

心療内科の医療機関を利用する際、どこ選んでよいのかわからない場合があります。そこで、知っておくとよい知識があります。まず精神系の医療機関を選ぶ際に困るのが、心療内科と精神科、神経内科はそれぞれどのように違うのかということです。多くの人は、精神科は統合失調症やパニック障害などの重度の精神疾患を担当し、心療内科は比較的軽度なうつ病などを治すものと理解しています。しかし、実際にはそれぞれの診療科目は厳密には分けられないのが現状です。そのため、心療内科、精神科、神経内科の違いを意識する必要はほとんどありません。心療内科を担当するが、精神科は診ないという医師もほとんどいません。もう一つ知っておくとよいのは、心療内科の病院とクリニックの違いです。病院は入院施設がありますが、クリニックには基本的には入院施設はありません。したがって、重度の精神疾患の場合は病院が適切です。また、病院には特別な検査機器がある場合があります。一方、クリニックはたくさんあるので、家の近所にもある可能性があります。もし、クリニックで受診してより高度な検査が必要であると診断された場合、病院を紹介してもらえます。そのため、初診時には、病院とクリニックのどちらで受診しても問題ありません。カウンセリングをしていく中で、適切な場所の紹介や治療が行なわれていきます。